忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス 明橋大二 1万年堂出版
たまには、こういった本を読むのも心が安らいでよいですね。 親子のあり方だけでなく、男女のあり方についても勉強になったりします。 この本の主題としても、子供の育て方もその1つにあげられると思いますが、それ以上に、子供を育てる上でパートナーとどううまく付き合うかという点がある気がします。 深読みすると、基本、子育ては母親が行うもので、父親がどう機嫌よく母親に子育てをしてもらうかという・・・
23頁 「しつけも大事、勉強も大事、しかし、いちばん大切なものは、自己評価(自己肯定感、自尊感情)といわれるものを、育むことです。 自己評価とは、「自分は生きている価値がある」 「大切な存在だ」 「必要な人間だ」という気持ちをいいます。」
これは、今の時代にもっとも必要なことなのかもしれません。 自分が大切な存在だとして育てられなければ、次世代にその育て方を伝えられるものでもなく。。。 核家族化し、近隣住民との関係も薄れている昨今の性(必然)なのかもしれません。
75頁 「妻の苦労に対して、ねぎらい、感謝の言葉をかけること。 ・・・ ところが、実際には、ねぎらうどころか、逆に否定したり、傷つけたりしていることが少なくありません。 夫としては冗談のつもりが、妻からすると、無神経極まりない言葉として、後々まで恨みの種になることもあります。」
87頁 「男の人は、用件を伝えることに重きが置かれるのに対して、女の人は、自分の気持ちを伝える(出す)ことに重きが置かれます(すべての男女ではありませんが)。 ですから、妻の話を聞くときには、用件がどうかというより、まず、気持ちをじゅうぶん聞いて、わかってあげる必要があるのです。」
この2つはジェンダーを考慮する上で非常に重要かもしれません。 しかし、昨今は、男女の別で区切れないような社会生活を営む夫婦関係といのもあるわけですから、男女ではなく、どういった役割を担っているかを考慮する必要がありそうです。
そういえば、日韓−韓日、早慶−慶早とはいいますが、男女−女男とはいいませんね。 そっちの世界の方々も、女男に言い方を変えろとは言っていないような。。。 女男となると意味が変わりませすね(女の様な男)。
131頁 「「タイムアウト」など、体罰によらないペナルティの方法が、いろいろ開発されてきています。 *警告しても許しがたい行動を続けたとき、決まった時間(一般には年齢と同じ時間。 3歳なら3分)だけ、決まった場所にいさせること」
私の世代では、今で言う体罰は当然のことでしたから、体罰は絶対的にダメといわれましても、なかなか受け入れられないものが。。。 小学校の先生なんて、宿題忘れたときなどの必殺技を必ず持っていた気がします。 生徒も逆に嬉々として受け入れていた気が。。。 1つの社会性を学んでいた気もするのですけどね。 とはいえ、家での体罰と、学校での体罰は意味づけが違うかもですね。 私自身、両親から体罰食らったのは、人生で1回こっきりな覚えがあります。 親からの体罰と、社会からの体罰は違うかもです。
人間にダメなら、ペットにも体で教えさせるというのはダメなんでしょうね。 今は、どうやってペットにしつけをするんでしょう。
本日のキーワード:
| 固定リンク
« ナイチンゲールの沈黙 | トップページ | 楽園 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
弁理士一期一会様
はじめまして。
1万年堂出版のトシと申します。
-----------------------
自分が大切な存在だとして育てられなければ、次世代にその育て方を伝えられるものでもなく。。。
核家族化し、近隣住民との関係も薄れている昨今の性(必然)なのかもしれません。
-----------------------
本当にそのとおりですよね。
最近の事件などをみると特にそのように思います。
この本は、子育てだけに限らず、人間として生きていく上で、
基本的で大切なことが教えられていると思います。
これからも、『ハッピーアドバイス』シリーズをよろしくお願いいします(^^)ノ
1万年堂出版のブログで紹介させていただきました。
↓
http://spn61170-02.hontsuna.net/article/2060249.html
よかったら遊びに来てください(^^)ノ
投稿: トシ | 2008年7月 1日 (火) 17時21分
トシさま。
コメント&ΤΒありがとうございました。紹介のされ方にもググッときました。
本は人生における水や空気のようなものだと思いますので、これからも善いものを世に送り出してください。
投稿: 弁理士一期一会 | 2008年7月 2日 (水) 13時39分
こんにちは!! 1万年堂出版のトシです。
いつも『子育てハッピーアドバイス』シリーズを読んで下さり、
ありがとうございます。
さて、「ハッピー仲間」さんに、とっておき、ホヤホヤの情報です!
このたび、『ハッピーアドバイス』の最新刊
『子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻』が出ました!
詳しくは、こちらをどうぞ。
http://spn61170-02.hontsuna.net/article/2206420.html
また、この発刊を記念して、新宿・紀伊國屋サザンシアターにて、
著者のトーク&サイン会が行われます!
申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
http://spn61170-02.hontsuna.net/article/2206422.html
投稿: トシ | 2009年5月27日 (水) 15時43分
弁理士一期一会さま☆
こんにちは(o^-^o)
ごぶさたしております。1万年堂出版です♪
『子育てハッピーアドバイス』シリーズをご愛読いただき、ありがとうございますっ・*:.。☆..。.(´∀`人)
このたび1万年堂出版では、シリーズの最新刊
『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方』を発刊いたしました(≧∇≦)b
「毎日イライラどなってばかり……」
「言うことを聞かない子どもを、どう叱ったら?」
叱り方に悩むママ、パパ必見!
そして、すてきなほめ方のコツを、明橋先生が伝授します。
詳しくは、こちらをどうぞ。
http://www.10000nen.com/book/HAhomeshika/HAhomeshika.htm
よろしければ、また「ハッピー仲間」に遊びにきてくださいね~~ヾ(。・∀・。)
http://ameblo.jp/10000nen/(引っ越しました♪)
投稿: ぴこママ | 2010年7月14日 (水) 11時19分
All people deserve wealthy life and loan or car loan can make it better. Because people's freedom bases on money state.
投稿: LaurelHuffman | 2011年12月24日 (土) 15時30分