開業1年目で1700万円! 税理士 絶対成功の開業術・営業術 山本憲明 インデックス・コミュニケーションズ
弁理士独立本がないので、他士業の本を読んで勉強してみることにしました。
23頁 「生活費が月々55万円」 「月々の純利益は、少なく見積もっても70万円程度は必要」
って、ボーナスがないでしょうが、月収70万円だと、年収840万円でっせ。 これって、サラリーマンでも結構な生活ではないですかね。。。 しかも、純利だからきっと手取りで考えたら・・・ 1000万余裕超えですね。 税理士って結構ボロいんですかね。 弁理士1年目で即独立して、1000万円の純利の顧客つくのはとてつもなく大変な気がします。
58頁 「事務所専用物件を借りるとなると、最初は家賃の10ヵ月分は用意しなければなりません。 成長期に移動をすると、資金繰りが大変になってきます。」
ということで、独立するときには、当初から事務所スペースを確保する必要があるということです。 ただ、弁理士の場合、1人事務所だと、どうみても自宅?っていう住所の方多いですよね。 クライアントのところに出張するという方策もありますしね。 ただ、特許という仕事上の秘密性等を担保するためにも今の時代だとセキュリティーのある程度しっかりした事務所を借りる必要があるでしょうね。
71頁 「やるべきことリスト」と「やったことノート」を付箋を使って整理しているようです。 なお、西田光弘氏の「付箋仕事術」というセミナーが参考だそうです。 因みに、情報商材ですね。
76頁 「お会いして名刺をいただいた方すべてに、はがきを書いていました。」
独立した時の一つのツールとして覚えておくといい手段な気がします。 いわゆるDMってやつですな。
82頁 「いろいろとお世話になっていた先輩の行政書士、丸山学先生・・・」
って、この方も情報商材系かと。 弁理士の場合、大きい事務所の場合、大企業相手ですし、あまり情報を発信している事務所&弁理士はいないですよね。 それは、他の士業でも同じですかね。 私の中でも、情報発信と、企業からの安心感というのは、反比例しているともいえるかもとも思います。 独立するなら、どっちに行くか決める必要がありそうです。 なお、著者も、メルマガ発行しているようですので、参考情報は、基本、情報商材系ですね。
89頁 「まず第一に、「ここに相談しても、だまされないな」という最低限の信頼を得ることです。 その信頼を得るためには、たとえば自分やスタッフの写真を載せたり、税理士の登録番号などを書いたりします。」
って、著者の事務所のHPもそうなっています。 著者は、情報商材やブログも多数やっているようですが、事務所のHPとは相互リンクしていませんね。 事務所のHPでは、ブログや情報商材とのつながりは見えません。 この辺に著者のネットに対するポリシーのようなものが垣間見える気がします。
92頁 「大事なのは、「そんなこと、当たり前だからわかってくれるだろう」」
これは、マジそうです。 独立してもしなくても、代理人である以上、きっと必要なスキルでしょう。
96頁 HPを作ったら、アクセス解析はした方がよいでしょうね。 著者は、忍者ツールだそうです。 まぁ、私も、形式上のアクセス解析はつけてますが。。。
101頁 キーワード広告に関するキーワードとして「キーワードアドバイスツール(特定のキーワードが何回検索されるか)」、「入札価格チェックツール(キーワードに対する広告費の入札額)」というので、Yahoo! JAPANで検索するとよいようです。 「滝井秀典氏の『一億稼ぐ検索キーワードの見つけ方』PHP研究所刊、」
105頁 「メールマガジンを出すことによる効果は、・・・ 専門的な知識をわかりやすくメールマガジンで送ることにより、信頼度を高めることができたりもします。 しかし、無料のメールマガジンを送ることが、顧客の獲得に直接つながるかは疑問です。 私個人の意見ですが、無料のメールマガジンを書くなら、その時間をホームページの改良や広告のチューニングに当てたほうがいいと思います。」
だそうです。 経験者しか分からないことだと思いますが、情報発信の仕方、したことによる効果等考えつつ、ネットはやらないといかんですね。 ネットはどうしても個が強く出るでしょうから、間違いに気づくことも遅くなりそうなので注意が必要そうです。
110頁 RSSリーダーが紹介されていますが、ネットのツールを使いこなす必要もでそうです。 ただ、弁理士で、ネットがどれほど有効に活用できるんでしょうかね。 ネットを積極的に活用して営業している弁理士とかはあまりいないような気がします。
情報商材を作ることについても、記載されているのですが、
映像編集・作成会社として、スタジオ・アンダオ
117頁 「一度買ってくれたお客様は大事にしなければいけない」
仕事の増やし方として新たなクライアントを獲得する方法と、既存のクライアントからの依頼を増やす方法とかがあるかと思いますが、後者の方が楽ですもんね。 特に、この業界、顧問弁理士という形にはなっていないでしょうが、ある企業が使っている弁理士・事務所は限られていたりしますから、飛び込みってぇのは難しいかもしれません。
セミナーについても記載されていて、
セミナー講師を養成する講座を開催している会社として、ネクストサービス株式会社
ファックスDMの送り方にもコツがあるようで、
FAXDMのeパートナー
154頁 「会社を経営しているお客様が直面する問題を解決することができるのは、おもに弁護士・司法書士・社会保険労務士・行政書士などということになります。」
これに、税理士を加えたものとなるのでしょうかね。 ワンストップ事務所ですね。 公認会計士も、中小企業なら監査は不要なんですかね。 弁理士が入っていないのは寂しい限りですが、会社を経営する上で知財を活用している企業って少ないでしょうからね。 会社の大多数がいわゆる中小企業でしょうし。 まぁ、商標とか著作権なんかは身近に使っているとは思うのですが、権利として活用して他者を排除する必要があるような態様で会社をやっていないですもの(これって、知財を独占権ではなく、排他権として捉えていることになりますな。。。)。 この観点でいくと、日本国の国益の観点での士業という意味では必要な資格ですが、人間が生きていく上で必要な士業かというと微妙な職業ですね。 これって、理系を選んでいる時点でそうなのかもしれません。 とはいえ、新しい物を作るという理系の仕事がもっと魅力的にならなくてはいかんですな。
199頁 「事務所の経費は「固定費」になってしまいますので、」
って、この辺の経費の考え方はよくわかっていないので、勉強が必要です・・・
今回、情報商材系へのリンクが多くなったわけですが、私自身は、若干、眉唾に思っていたりもします。 中小企業、個人を相手にする仕事というのは、真っ当なのかなと思わず疑問に思ってしまったりします。 古い発想なのかもしれませんし、独立するには甘ちゃんな考えなのかもしれませんが・・・ もう少し、継続して情報系に対する勉強を続けていく予定です。 何のために、弁理士資格を取り、どういった仕事を続けていきたいのか!ということを、とことん突き詰めて考える必要がありそうです。
本日のキーワード: 情報商材系弁理士
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