TOEFL(登録商標です。)を受けてきました。 点数のイメージとしては、説明会で何か答えていれば、Sでは8点と聞いたような気がするので、
R 6~10
L 7~12
S 8
W 6~10
ってなところかと。 勝手に想像しております。 まぁ、Sに至っては、0点ついても全く文句はないです。 上記だと、Total 27~40になるわけですが、10点台、20点台前半も余裕であると思います。
なお、最初にサインさせられまして(しかも、手書きさせるところがアメリカン)、TOEFLの問題については誰にも話してはいけないこととなっています。
続いて、会場に入ると写真撮影です。 さえない自分と2回程その後ご対面することになりました。 トホホ・・・ マイクテストもあるのですが、その時皆さんはどうしてますか? 多くの人は回答を連呼するのではないかと思いますが、私の横の人は延々問題を繰り返していました。 そんな小さなことまで気になってしまいました。
さて、会場は、当然のようにオープンです。 200$ですので、私の受けた会場では休むヒトはいないようでした(満席)。 とはいえ、オープンであるがゆえを逆手に取って、戦略をもって望めば、私のような下々の成績の場合、1~2点のアップは容易に図れるかもしれません。 というのも、来た順に受験しますので、L中に、横ではSなんてことも起こります。 この状況下では、Sの問題をある程度先読み(先聞き)できたりするわけです(ETSがこのような受験システムを採用している以上、織り込み済みなことでしょうから利用しない手はないでしょう。 しかも、Sの最初2問はホント答えに困りますので。)。
1. 早く行くと、W中にSということはあるとは思いますが、L中にSという雑音が入らないのはいいかもしれません。 弊害は、常に人が後から続々と入ってくるということでしょう。 また、真っ先にSに入ると相当程度、Lの後の休憩時間の方に聞かれます。 それは恥ずかしい!!!
2. 遅く行くと、L中にSのトピックをある程度確認できます。 ただし、L中の大部分で横から漏れ聞こえてくる誰かのSが必ずやノイズになるでしょう!!!
一長一短ですね。 ちなみに、私は、5分の3番目くらいで始まりました。 そういえば、外でかなりの人数が待たされている教室もありましたね。
さて、初受験して感じたこととしては。
まず、全員が同じ問題にはなりません。 どうも最初の方は同じ問題を解いているような感じですが、途中、映っている画像が異なっていました(気づいたのはLのみですが。)。 これが噂に聞くダミー問題なのかもしれません。 とはいえ、パッと見、1会場2タイプの問題といったところなのでしょうか???(3パターン、4パターンとあるようには見受けられませんでした。)
総じて、Lの比重が大きいです。 Lが出てこないのは、Rのみです。。。 また、非常に、講義形式が多いですが、日本の教育システムとアメリカの教育システムの違いを考慮して、Lする際にメモるところを自分の経験とは変更させる必要がありそうです。 というのも、日本では、教官もジェネラルなことしか言わないし、仮に、講義で自説や解釈等を話していたとしても、それはそれとして置いといて、ってのが染みついていると思いますが(私のイメージはまさにそう。 現象論の学問が好きだった私には、それしか身についてないです。)、、、 アメリカの教育の場合、自説や解釈を教官が話し、それについての議論で講義が成立するという感じだと思われるので(私のイメージに過ぎませんが。)、TOEFLにおける問題も、一般論としてのジェネラルな点に対するよりも、教官の説についての質問が多かったりしたと思います。 すなわち、メモ取りも異質な点について行う必要があります。
各論に移りますが、
Rは、とにかく単語が難しいです。 LSWとの格差はすさまじいと思います。 また、分量も膨大なので、どのように回答していくかのシュミレーションも多数しておく必要がありそうです。
1. 設問を一回とおしで読んでから問題にとりかかる。
2. 設問を読まずに、問題にとりかかる(何を問うているのかを確認できるので、設問の読みもスムーズになる場合もあると思います)。
また、Rでは、問題中の選択肢が少しひねってあるように感じました。 記述→解釈→理解の確認という感じで、設問そのままの単語を用いている選択肢よりも、同義語が用いられている設問の方が正答ではないかということです。 まぁ~、あくまでも、底辺の点しか取れないであろう人間の戯言に過ぎませんが・・・(TOEFLのひっかけだとしたら、まさに引っかかっているわけですが・・・)
Lは、まずは長さ対策です。 とにかく、思っている以上にLする時間が長時間になります。 そのため、後で忘れないようにするためにも、メモの重要性は上がってくると思います。 後は、本日出題されなかったテーマへの対応力も必要だと痛感しました。 少なからず出された興味が全くない講義のLはホント苦痛です。
大学を含め学生時代を通じて、何の用意もなく講義が始まるなんてことはないですからね。 最低限、心の準備はして講義には参加するわけです。 教科書も読んだりするわけですし、、、 TOEFLでは、(イントロで説明があるとはいえ)いきなり講義が始まりますので、これは堪りません。 おうちなどでの勉強で、各subjectに対する最低限の知識は必要そうです。 というのも、完全に聞けない部分もまだまだ多量にありますし、日本語での日常会話でも次を想定しつつ補って話していると思いますので、知っている内容にしておけば、十分に聞き取れなくても、技術常識を考慮してある程度想像で補充できたりしますので(との思い込みに過ぎないかもしれませんが。。。)。
Sは、とにもかくにも瞬時に意味ない質問へのバリエーションを持った答えの用意ということができないといけません。 また、RやLとの組み合わせのSでは聞き取った又は読み取った単語をどのようにSの中に組み込むのかを瞬時に判断できるようにする必要があります(特に、Lからの)。 また、Sしやすいように、うまくメモしていく必要があります。 おそらく、Sは論理的にというよりも、圧迫面接とでもいえるような状況でどれだけの英語を絞りだせるかという点が重視されているのではないでしょうか。 アメリカに留学して、どんなしょうもない問題でもディベートする力を試しているともいえそうです。
最後に、Rですが、文字数にいきつくのが大変です。 shortenしたのに、時間足りないという状況に陥りました。 また、設問中の本文のコピペができなかったのですが、私のやり方が悪かっただけなのでしょうか・・・ というのも、模擬試験の際にはコピペできたので、何回も試してしまいました・・・ Sもそうですが、Rについてもひな形の重要性を思いました。 採点官がどの程度の量をどの程度の時間で採点するのか知りませんが、異質な回答形式を取ると採点結果も悪くなりそうです。 やはり、弁理士試験と同じで、周囲に埋没する答案作成を心がけるためにも、ひな形は重要だと思いました。
TOEFLを受けての感想としては、
本日のキーワード: 短時間で英語力を判定するためのアクセレレートな試験
といったところでしょうか。
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