知的財産検定1級獲得への道 その3
平成19年から公的資格に格上げになるということで、しかも、現行の検定に受かっておればそのまま認定されるとのこと。 新資格では、実務も求められるだのなんのって読んでいたので、今年中に取るのがベストと考えて受けてきました。 1級は、2級資格を有していることが前提なので、まずは、2級からです。 意匠、商標なんぞを忘れていないうちにという気持ちもあります。 なお、まだ、1級は、特許法のみの検定ですよね。。。
とはいえ、弁理士資格を有していながら、2級に落ちるのは恥ずかしいのではないかと思い、本日まで封印しておりました。 日本弁理士会にも申し訳ないですから・・・
ですので、えばれませんが、将来の2級知財マネジメント技能士をゲットです。 実務経験はないものの、あくまで1級獲得が目的です。 とはいえ、最近何もやっていませんが・・・
受けたときの感想をば。。。 以下は、試験時に書いといて今まで秘匿してたもんです。
試験は90分で60問解きます。 弁理士試験に比べればハードに見えますが、3枝か4枝しかないですし、解答も4択なので、弁理士試験より楽です。 ただ、90分間の集中力を切らさないようにするのは大変でした。 問題がどうしても易しいので、なかなか入りこんで問題に集中することができないからです。 しかも、問題も大体の方向性はどっちですか?的に雰囲気で聞いてきますので、条文を厳密に読んだりするコチコチ頭にはある意味しんどいです。 まぁ、もともと知財マインドを試すといった検定ですので、厳密な法文の読みを試験する弁理士試験と比較すると、どうしても温いのは仕方ないですね。 企業で、何の気なしに知財部員同士で話す時の方向性があってますか?を試す検定でした。 ですので、弁理士資格を有している人は、受ける必要性はないかな?と思いました。 あの検定問題では、資格を有していることが実務をやる上でメリットになるとは思えません。 弁理士で十分でしょう!(この言い方だと、弁理士に失礼ですね。) まぁ、関わっている方たちがオゼゼを稼ぐという観点と、弁理士資格を受けるまでではないなという方たちのちょっとした運試しみたいな検定だなぁと思いました。 ということで、1級はどうかは分かりませんが、弁理士資格を持っていて2級を名乗るのは、私が大学生の頃、英検3級を名乗るようなもんです。
一応参考までに、
私は、60分で一通り解いて、30分で見直しをしました。 とはいえ、緊張感のなさもあいまって、時間が短く大変は大変でした。 対策ですが、試験問題を返さないという点から理解できると思いますが、過去問の焼き直しです。 また、検定試験前のセミナーを受ければほとんどパスできるという点からも、まぁ、それ程変わった問題はでないといえます。 問題を作るのが大変ですもんね。 今は、知財検定の参考書が3分冊でていますので、これをやれば十分です。 特に巻末の過去問をやれば余裕だと思います。 特許、意匠、商標は若干過去問とは違いますが、弁理士試験に受かっているなら勉強する必要はありません。 著作権法、不正競争防止法、民法、独占禁止法関連でどこまで勉強すれば分からないと思いますが、上記書籍を一読すれば十分だと思いました。 ほぼ過去問として掲載されている問題の焼き直しでした。
なお、結果は、花より団子のF4ではないですが、S4です(何だかんだ言っても、この結果でホッとしました。)。
本日のキーワード: 知的財産検定2級
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